小さな小さな奇跡のお話
こうやってブログを描き続けていると、描きたいことがポツポツと降ってくるから不思議です。
今日は我が家のささやかな事件を…
子どもの上着や靴をどこかで落とす、そして後ろで誰かが拾って声をかけてくれて。
育児に追われているとよくある、小さな出来事だけど、拾ってくださる方には感謝しかなくて。
それが数ヶ月スパンで起こったよ…というのが今回のストーリー。
私には、以前から探している1枚の上着がありました。
子どものもので、母から贈ってもらったお気に入りの1枚だったのに、いつの間にか家から消えていて。
衣替えをした時にも出てこず、おかしいな、と思っていました。
それが先日、家づくりの打ち合わせで建築会社さんに伺った時、上の娘が「あれ、無くした服と同じデザインじゃない?」と、ハンガーにかかった上着に気づいたんです。
私その時メガネもかけてなくて、まさかと思って反応薄だったんですが、一応と近づいて見てみたら、確かに同じ服・サイズも同じ。
「ちょっと名前確認していいですか」と確認してみたら、娘の名前!
えっ?なんでここに??
担当のお姉さん「会社の前の道に落ちてたの、拾ってかけておいたんですよ〜。でも誰も取りにこないし、どうしようか捨てようかと思ってたところでした〜笑」
サラッとおっしゃるのですが、まさかこういう形で探し物が帰ってくるとは、と、私は心震えました。
後から考えれば、落としたタイミングは3月半ば、土地の売買契約を結ぶ前に一度建設会社に簡単な打ち合わせに(家の標準的な仕様などの説明を受けに)行った時かもしれません。
でも、その時には上着のことに全く気付かず…
そして、来訪時はいつも正面玄関から出入りします。
でも先日は大雨で、濡れずに車に乗るために裏手から出て、カーポートで車を待っていて。そしたらそのカーポートに上着がかかっていたという偶然。
普段なら気付かない場所なので、あの雨に感謝しなくては…
なんだか不思議な体験をした一日でした。
毎日暑いのでこの上着に袖を通すのはしばらく先になりそうですが、大事にクローゼットにかけておくとします。