地鎮祭にて
7月11日、地鎮祭を執り行いました。
それまで毎日雨模様だったのですが、その日は朝からギリギリの曇り空。
地鎮祭の最中も、少し小雨がぱらつきましたが、それも少しして止んで、天候に恵まれた神事となりました。
地鎮祭では、神様に祭壇に来ていただくときとお帰りいただくとき、神主さんが声を上げられるんです。
張りのある、特徴ある声色なのですが、瞬間、
ぞわっと鳥肌が立って、同時にびゅうっと大きな風が吹いて、
「ああ、今、神様が通ったな」と何となく思えてしまいました。
例えていうなら、私が咄嗟にイメージしたのは、『となりのトトロ』で、ねこバスが通った時のような突風。
神様と自然現象とのつながりは、よく言われることですが、
気を張り詰めていると、そうやって異界とつながった気持ちになることがあるんだなぁという不思議な心地。
言霊という言葉の実感と、神事の不思議さを、体感した一日でした。
そして今日は着工日。
とりあえず作業の方にコーヒー差し入れてきました。
どう建っていくのか、経過が楽しみです。